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つくば市の診療所・病院:消化器内科・循環器内科:宮本内科クリニック

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2008年07月17日(木)

内科からみた熱中症とその対策(2)

熱中症になりやすい状況
環境因子:高温多湿、風が弱い、日射しが強い
身体因子:高齢者(発汗機能の低下、皮膚血管の拡張機能の低下,体内の水分量の
         減少、温度感受性の鈍化、基礎疾患を持つ人が多い)
    子ども(汗腺が未発達で小さいため、発汗量が少なく、気化熱によっ
        て熱を逃がす機能が弱いが、その分暑くなると皮膚血流量を
        成人より多くさせて乾性熱放散を促進する。子どもは、成人
        より体重あたりの体表面積が大きいため皮膚からの熱放散が
        しやすくなっているため発汗量が少なくても深部体温が調節
        できている。しかし、気温が皮膚温より高くなると周囲の熱
        を取り込みやすく体温が成人より大きく上昇してしまう)
   下痢などの脱水症のある人、寝不足などで体調不良の人、基礎疾患のあ
   る人、利尿剤を服用している人、など

消化器内科・循環器内科の宮本内科クリニック

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